RGB や HEX、
そして最近よく聞く sRGB という言葉。「なんとなく使っているけど、正直よく分からない」
「RGBとHEXって、何が違うの?」
「色数に差があるの?」この記事では、そんな色に関する基本的な疑問を、
できるだけ分かりやすく整理します。※ この記事は、ディスプレイ上で表示される色(Web・画像)を前提にしています。
印刷用のCMYKについては、最後に簡単に触れる程度にとどめます。
RGBとは?

RGBとは、
Red(赤)・Green(緑)・Blue(青)
という3つの光の強さを組み合わせて色を表す方法です。
私たちが見ている
スマートフォン、パソコン、テレビなどの画面は、
すべてこのRGB方式で色を表示しています。
RGBの数値の意味
RGBは、次のように数値で表されます。
RGB(255, 0, 0) → 赤 RGB(0, 255, 0) → 緑 RGB(0, 0, 255) → 青 RGB(255, 255, 255) → 白 RGB(0, 0, 0) → 黒
それぞれの色は 0〜255 の256段階。
- 0 → 光が出ていない
- 255 → 最大の明るさ
この3色の組み合わせで、画面上の色が作られています。
HEXとは?

HEX(ヘックス)とは、
RGBの数値を16進数で書いた表記方法です。
Web制作やCSS、デザインツールでは、
RGBよりもHEXの方がよく使われています。
HEXの基本構造
HEXカラーコードは、次の形式になっています。
#RRGGBB
- RR → 赤(00〜FF)
- GG → 緑(00〜FF)
- BB → 青(00〜FF)
例えば:
RGB(255, 0, 0) → #FF0000 RGB(0, 0, 0) → #000000 RGB(255,255,255) → #FFFFFF
つまり、HEXはRGBを別の書き方にしただけなのです。
RGBとHEXで色数に違いはあるの?
結論から言うと、
RGBとHEXで表現できる色数はまったく同じです。
RGBは各色256段階なので:
256 × 256 × 256 = 16,777,216色
約1677万色。
HEXも、RGBと1対1で対応しているため、
色数や色の範囲に違いはありません。
違うのは、
「どう書くか」だけです。
sRGBって何?

ここで重要なのが sRGB です。
sRGBは、
RGBの一種ではなく、「RGBのルール(色の基準)」
のようなものです。
実は、
RGB(255, 0, 0)
という数値だけでは、
「どんな赤なのか」は完全には決まりません。
そのRGB値を
どの基準で解釈するか
を決めるのが、色空間(カラースペース)です。
sRGBは世界標準のRGB
sRGBは、
- Webブラウザ
- 一般的なモニター
- スマートフォン
- PNG / JPG画像
などで事実上の標準として使われているRGBの基準です。
そのため、
「誰の環境でも同じ色に見えやすい」
という大きなメリットがあります。
Adobe(Photoshop / Illustrator)ではどう設定する?

PhotoshopやIllustratorなどのAdobe製品では、
作業する色空間を設定できます。
ディスプレイ表示やWeb用の画像を扱う場合、
おすすめは以下です。
おすすめ設定(基本)
- RGBカラー:sRGB IEC61966-2.1
- Web用書き出し:sRGBを使用
これにより、
ブラウザや他のデバイスで見たときの
色ズレを最小限にできます。
写真編集や印刷向けに
Adobe RGBなどを使う場合でも、
Webに出す最終データはsRGBに変換
するのが基本です。
CMYKについて(簡単に)
補足として、
印刷では基本的に
CMYKという別の色の仕組みが使われます。
CMYKはインクで色を作る方式のため、
RGBやsRGBとは
考え方そのものが違います。
この記事では、
ディスプレイで見る色(RGB / HEX / sRGB)
にフォーカスしているため、
詳しい説明は省略します。
まとめ
- RGBとHEXは同じ色を別の書き方で表しているだけ
- 表現できる色数はどちらも約1677万色
- sRGBはRGBの世界共通ルール
- Webや画像ではsRGBが最も安全な選択
Color Collectorでは、
RGB・HEX・sRGBを相互に確認しながら、
安心して使える色を管理できます。
「この色、他の環境でも同じに見えるかな?」
そんな不安を減らすためにも、
ぜひ活用してみてください。

